乳がんに関するお話、
昨年12月で ⑳までUPしてましたが、そのまま書いてませんでした。
色々思うことがあり、筆が進まない…という感じでした。
でも、記録として残しておきたくて始めたブログですし、
もう色々思い巡らすのはやめて、忘れてしまわないうちに…!f(^_^;
手術の前日。
回診に来た手術をしてくれる医師に、
「可能ならリンパ節を取らないで欲しい、術中の細胞検査はしないでいいです」と申し出ました。
(その理由はまた別の機会に、すみません)
手術承諾書上では、原発腫瘍摘出と一番近いリンパ節を手術中に調べて転移があれば他のリンパ節も摘出する…という術式で決まっていたのですが。
結局、
乳房の原発腫瘍と、そこから一番近いリンパ節を1個だけ取りました。
手術中に行うリンパ節の細胞検査は希望通りしませんでした。
乳房温存手術で、ドレーンも入らなかったので4日間で退院しました。
手術後、摘出したそれぞれの細胞を病理検査した結果、
「癌は無くなっていました。抗がん剤がよく効きましたね。なかなか無いケースです」
最初の状況(腫瘍の大きさや悪性度)が悪かったので、そこから考えると という事です。
これは 有り難いことでした。
癌が見つからなかったので、最終的なグレードですとかの情報は一切ありません。
私がめちゃくちゃ喜ぶと思ったのか、
医師は、「あくまでも顕微鏡で調べた範囲で無かった訳ですので…」を強調しました。
そりゃ、そうです。
「調べた所には たまたま癌は無かったかもしれないけど、他の所には有るのかもしれないのだから。」
という意味ですよね。
そりゃ、それが癌というものですから。
大丈夫です、解ってます。
調べた範囲で癌が無かったですが、
「念の為」に放射線治療を受ける様に言われました。
温存した場合の「標準コース」だそうです。
病理で癌が見つからなくても「念の為」。
気持ちとしてはやらなくてもいいじゃん、
と思いましたが、
放射線治療は再発の確率を半減させる…と
説明を受けたら、断る勇気は持てませんでした。
そして手術から2ヶ月弱の期間をおかれ、
放射線治療が始まり、現在に至っております。
次回の 22)では、抗がん剤の副作用のその後の経過や、腫瘍精神科について書きたいと思います。
お立ち寄りをありがとうございました。