カリスマと呼ばれた女、ドリーム。

おはようございます♪



今朝も小町散歩に参加しました。

早朝から蒸し暑~ っ!


昨日は小町さん、シャンプーして頂きました。



特別なカットがある訳じゃないですし、自分で洗ってやれればいいんですけどねぇ。

トリマーの専門学校に通っていた事があって、その時に失敗した事がトラウマになってしまったんですね。結局 資格は取れずで、あともう少しだったのに モッタイナイ!

いやはや(^_^;)



昔、自分が高校生だった時、父親の趣味で 家には沢山のヨークシャーテリアが居ました。

ドッグショーに出していたのですが、父は自分ではトリミングが出来ないから、トレーナーさんにトリミングから全てをお願いしてました。

しかし、どんどん増えて 5~6匹越えたら さすがにトレーナーさんだけでは管理できなくなってきて…。

結局、ワンコ達は大好きだけど 父の趣味には距離を置く傍観者であった私が…トリミングを手伝わされる事になりました。

シャンプードライから カット 薄紙で毛をくるむブロッキングという仕上げまで、また、ショーの撮影用のスティ(立たせ方)とか…。

結構面倒臭い…ていうか、ワンコ達 大変なんですね!(^_^;)

少なくともトリミングだけは やらないと、ワンコ達が不衛生になり可哀想になるから、ショーについてどうこうじゃなくて、ワンコの為だけを考えて頑張ってやってました。


こんな 父の趣味が家族を巻き込む生活は、五~六年続きましたが、ある頃から徐々に熱が覚めていったんでしょう、10匹近く居たワンコ達もショー仲間や知り合いに引き取って頂いたりして、最後は2匹にまで減りました。

私が大学行くようになり 自宅にいる時間が少なくなり、そのうちに父が大病したりで、ようやく父の趣味は終わりました。

父はヨーキーに愛情はあったとは思いますが、普段の生活を目の当たりにしてる 私には、ただ優勝のリボンを並べたかっただけなんだろうな…と感じていました。

だから、父の趣味が終った時には とてもホッとした記憶があります…。


最後までウチで暮らしたワンコはドリームという名前、父がショーにハマるきっかけとなった子でした。

美人というよりは可愛いタイプで めちゃめちゃ愛嬌がありました。他の子が産んだ赤ちゃんを育てたり、私が拾ってきた子猫のお尻を舐めてくれたり…とても面倒見の良い 頼れる姉さんでした。

ショーに向かう当日は 早朝からトリミングをして ご飯は抜き、まるで人間界の人気絶頂アイドルのよう、いやもっと過酷だったかも。

ドリームはプロ意識が強く 自覚があり ショーが始まれば審査員へのアピールは勿論、記念撮影では自ら中心へ向かい決めポーズ。

父や周りの人達に誉められるのが嬉しくて嬉しくて仕方がない様子でした。

そう私には見えました…。


ショーを引退してからは、彼女のペースで ゆっくりのんびり暮らしました。

飲食店をやっていたので、馴染みのお客様が来店されれば お呼びがかかり お座敷に登場!マダムの色気を振り撒いて盛り上げてくれました。

色々と、彼女は本当に凄かったな。(’-’*)


思い出話にお付き合いをありがとうございました…!

決して、ドッグショー自体の批判をしている訳ではありません。

誤解を与えてしまいましたら申し訳ございません。

m(__)m



自由度100%の大河っち。

これまで全く無視してた クマちゃんをクンクン…。単なる気まぐれ。